ここ数年インターネットで、「ローコスト住宅」というキーワードで

よく検索される方が多いとのことです。

ちなみに、ロープライス住宅とはあまり検索されていないようです。

ロー(低い)は、どちらも一緒で、では、コストとプライスは、

どう捉えれば良いのでしょうか?

コストとは、Wiktionaryで調べましたら、「何かを作るのに必要な費用」「原価」

と記載がありました。

一方、プライスとは、「価格」「販売価格」

または、価値という意味で使うこともあるようです。

ロープライスは、そのままで言うと、販売価格を低くした(抑えた)住宅になりますが、

本当にそうでしょうか? 何か単に安売りのように聞こえてしまいますが…。

ではローコストとは、原価を低くする。 …. と単に解釈してしまうと、

なんだか安い資材で造る生産原価の低いおうちのように聞こえてしまいますね。

でもそういうことではまったくありません。

よく大会社でもコスト削減等実施されている通り、施工の効率化により

人件費の削減や、資材の品種を抑えたり、また一括購入することで仕入れ原価を

抑えたり、そのほか広告費用の一部を削減したりしてトータルコストを抑え、

プライス(販売価格)をお求めやすくする企業努力だと思います。

そして購入するお客様にインパクトのある「ローコスト住宅」という

キャッチフレーズを掲げているのだと思います。

では、ローコスト住宅のメリットをあげてみると、第一に「プライス」

それと一定のパターンによって商品が形成されているので品質も

確保されているという点、それゆえ、決めなくてはならないことが

簡素化されているので着工も早く工事期間もスピーディーです。

デメリットは、キッチンメーカー・建材メーカー、部材など

一定の標準仕様があり、たくさんのこだわりがある方には

ローコスト住宅は不向きかもしれません。

当社でも、一定のシリーズを設けてお求めやすくお選びできるよう

「スマイルプラス」という商品をご提案させていただいております。

耐震TOPの等級3で構造計算の設計が施された基礎・柱・軸組が標準ですので、

コスト削減ということはなかなか困難ですが、一括購入や各職、住設メーカーさん

などのご協力のもと、商品開発をしております。

従来の2階建てに加え、3階建てプランのGプラス、平屋シリーズの悠YOUプラスも

ラインナップに加えております。

弊社では、定期的に「構造見学会」や「完成見学会」を開催しております。

特に構造見学会では、構造躯体の柱・補強金物などもお見せできますので、

ぜひ、見学会場までへお越しくださいませ。

松村 和幸

 

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