土地活用の全体の資金計画は、建設予定地周辺のインフラの整備状況の有無で大いに影響を受ける部分が多いです。
今回は土地活用を行う上で確認していく点についてまとめていきます。
給排水のインフラ設備がどうなっているか
土地活用を行っていく中で、一番大きく影響してくるものが給排水関係です。
古家の建替え等を行う場合に既存の設備が使える・更地でも水道メーターが引込まれていれば
費用は多くかかってきません。
土地に引込がされていない場合は新規に引込を行う必要がございます。
その場合、給排水の本管が前面道路まで来ているかどうかで費用に大きな差が出て来ます。
位置指定道路等の私道では各世帯各々で私設管を市道本管から引き込んでいるケースが有り、
自土地を活用する場合にも同様にしなければならない場合があり、その離隔距離によって見積が多くかかります。
また、自治体によって給排水の扱いが変わる場合があります。
下水道の引込を公費で行ってくれる場所もあれば、自費で行わなければならない場所もあります。
事前にお持ちの土地がどこの自治体に属しているのか・自治体での扱い方について調べておく必要がございます。
浄化槽と公共下水でどう違うのか
市内の中央部であれば、大抵の場合は公共下水が敷設されているケースが多いですが、
郊外や市によっては未整備状態の為、浄化槽を利用している地域も少なからず存在しています。
その場合は建物の排水関係は浄化槽を設置する必要があります。
通常では公共下水の場合はメンテナンス費用等はかかりませんが、浄化槽の場合の槽内洗浄等のメンテナンスは
オーナー様の負担となる場合が多いです。
全体の収支計算の中ではそのメンテナンス費用も考えておく必要がございます。
給排水の引込方法をどうするか
戸建賃貸を2棟以上建築する場合に、将来的に分筆をして兄弟に分配相続する等という事を検討する場合には
給排水の引込方法についても考えていく必要がございます。
給排水の引込費用を安く済ませる場合には給排水それぞれ大口径を1本引込み、土地の中で分岐させます。
しかし、その場合だと将来的に売却等をする場合には配管が敷地越境してしまう事になります。
今後の事を考えたい場合には各棟それぞれに給排水を引き込んでいく必要がございます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
インフラの整備状況は土地それぞれで内容が変わっていきます。土地活用を計画する前に、状況把握をしておく必要がございます。
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