土地活用をする上で、ご自身が所有されているもしくは今後購入予定の土地について、
該当地域にどの様な災害リスクが潜んでいるか気になる所でございます。
今回はリスクの調べ方や問題点・対策方法についてお話していきます。
災害リスクの調べ方
近年では各自治体から洪水などの危険性を示したハザードマップを公開しているので、
水害に対するリスクは自分で調べる事が出来る様になってきました。このデータを元に
火災保険の水害保険を入れるかどうかの判断をつける事が出来ます。
その他に、ご自身で調べられる範囲として内閣府や国土交通省で地震や土砂災害のリスク等を調べられる様になり、
ご自身である程度のリスクを把握する事が出来ます。
地盤調査・地盤改良とは?
建物を建てる上で、まず最初に地盤調査を行う必要がございます。
こちらで該当地の地盤がどの様な状況か・弱い地盤ではないか?という事を調べます。
代表的なやり方としては「スウェーデン式サウンディング試験」という物がございます。
これは先端がスクリュー状になった矢じりに荷重をかけて、地面にねじ込ませて25㎝毎に
何回転させたかで地盤の強度を測定します。基本的には建物の四隅と真ん中の5ポイントで調査を行います。
重しを載せて回転させないと地中に潜らないのか・自重で潜ってしまうのか等を計測して、地盤の強弱を判断します。
こちらでもし、改良が必要になった場合には「柱状改良工法」や「ピュアパイル工法」「表層改良方法」
といったやり方で地盤改良補強を行う等の措置を講じる必要がございます。
通常では、昔は田や川であった地域は地盤が弱い傾向になる事が多いです。
地名に田や沼等の水に関連する漢字が付いていると特に注意する必要が有ります。
ネットでは近隣の地盤の強弱についても調べる事が出来ます。
地盤改良代がかかると契約後に確定した場合、資金計画上に狂いが生じてしまう場合がございます。
実際の金額が出せるのは地盤調査後になってしまいますが、事前に予想金額をあらかじめ計上する事をオススメしております。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
土地活用を進めていく上でもお持ちの土地がどのような地域に属している事はまず確認する必要がございます。
その上で、費用対効果も見ていきながらその土地に合った活用方法を進めていけると良いですね。
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