2019年を迎え、新年号の制定といった大きな動きが出始めております。
今回は、土地活用をする上で改正等により注意が必要な点について改めてまとめておきます。
来たる消費税の増税
以前から告知されておりました消費税の増税が2019年の10月から施行されます。
その日を境に8％から10％に変更されてしまいます。
しかし、指定日の2019年3月末までに建築請負契約を交わす事が出来れば、
引渡し時期に関わらず消費税8％で据え置きとなります。(経過措置)
※指定日以降に追加契約を結んだ場合には追加分の消費税は10％になる可能性があるので
注意が必要です。
また、建物以外の門扉などの付帯設備や手数料関係も影響が表れていきます。
その為、増税で損をしない為にも余裕を持った計画が求められていきます。
火災保険・地震保険の値上げ
2018年の西日本豪雨や大型台風の連続などでの風水害が相次いで発生した背景等が有り、
2019年秋には火災保険料を引き上げるニュースが取り上げられております。
保険料は各社それぞれの設定である為、一概に断定出来ない部分ではございますが、
5％前後の値上げが目安になると考えられております。
現時点ではMS&ADホールディングス・SOMPOホールディングス・東京海上ホールディングスのみと
なっておりますが、将来的な他社の動向にも注意が必要です。
また、地震保険は2019年1月1日始期日の保険から保険料が値上がりしました。
こちらも将来的な災害リスクの高まっている事が値上げの背景となっております。
地震保険は全国共通で一律値上げとなりますが、全国平均で3.8%の引き上げになる模様です。(埼玉県では14%前後)
また、保険料の長期一括払いにおける長期係数の割引率も低下するとの事です。
保険料は契約時点の状況が反映されるので、長期一括払いにするなどで契約期間を長くすることにより、
値上がりの影響を受けにくくする事も出来るので対策として考えておくべきです。
2019年から火災保険・地震保険が値上げ？！土地活用で注意しておくべき事は？
まとめ
いかがでしたでしょうか。
2019年以降も土地活用をする上で、外部環境の影響を受ける事となるかと思います。
事前にどの様な影響が発生するかを把握した上で対応策を考えていけると良いですね。
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